今時の転職事情を知る

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IT技術はやはり不可欠

2015年の転職事情で今回はIT・通信業界とクリエイティブ業界の2つを取り上げたが、一例であってもすべての業界において関係してくる最低限の必須スキルとなるものがある、IT技術だ。中には機械の操作が苦手という人もいるだろう、パソコンも最低限使用しないという人もいるだろうが全く触れたこともないというのは、さすがに労働者としてかなりマズイ状況ではある。さすがに触れたことがないという人は減り始めていると思う、情報技術に関しての授業を実施している教育機関も増えているため、技術差はともかくとしても基本的な操作方法などで人から後れを取ってしまう人はいないと思う。ただやはりこれからも技術革新が予想されている現代の中で、最新技術や知識を備えているのは転職者という以前に、労働者としてはプラス要素だ。マイナスになることはなく、むしろ最低限知られている情報から一歩先、自分でその技術を使用して業務内容に活かせるとなったら企業は積極的に採用していくだろう。

そうなると転職を希望している人、特に20代半ばから30代前半までの人たちはまだまだ期待できる部分でもある。本人の努力次第と学習能力による違いなども大きく影響はするだろうが、知らない人よりも知っているだけでも十分心強い。そこから自分から成長していこうとする意思を見せられたら、これからの労働者として合格ラインに立っているといえるのかもしれない。

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スマホ産業の拡大

筆者が最近思うのはスマホを利用したゲーム市場の存在だ。それまでゲームとは無縁の企業だったIT企業が突然ゲームを開発する事業を立ち上げて、そこそこの業績を上げることが出来た、なんて事例も少なからず存在している。またゲーム産業の第一線で活躍している有名企業各社は、すでに次世代型ゲームのあり方としてスマホゲームへの進出を活発にしている。現在でも毎月新作タイトルが発表されるなどの盛り上がりを見せている中では、2015年の今でもスマホゲームを活かした事業を立ち上げて間もない企業への転職は期待が持てると、言えるだろう。

ここでもやはり経験がなければ就労は厳しいものの、IT関係の技術職としての求人としてみれば転職者には好機と言える。

20代が中心

こうしたスマホゲームなどの事業もそうだが、特に転職として企業が求めているのは20代をターゲットとした人材だ。この世代は特にITネイティブと言われる、物心ついた時にはハイテク機械が日常におかれていたため、抵抗感の欠片もなく自然と扱いこなせる人が多いという。これより少し上になるとまだパソコンが流行る前だったりする、技術面で不足はなければ目はあると思われがちだが、なんだかんだでスマホを用いた産業はまだまだ未知数な部分が多いため、これまでのやり方で成功してきた既存の仕事に生きがいを見出していた30代よりも、新しいものを創りだすという面で若い世代に期待したいと願っている企業も多いという。実際に20代の社員が30代を中心としたミドル世代よりも業務内容が優れているといった例も存在しているようだ。就職先に困っていて、クリエイティブ関係の技術職を求めている20代の若者には朗報とも言えるだろう。

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今年も波乱に満ちる、かもしれない

こうした日本の労働者会を改めて考察すると、問題点が多いものの業界によってはこれからが業績の伸ばしどころとも言われている面もある。それでもやはり現代の最新技術に関する知識や技術を持っていればいるだけ、職に困ることはないというのは昔から通じるところがある。薬剤師のように資格があれば復職も困らないといったように、手に技術職を持っていればその分だけ先の心配をしなくてもいい。

2015年、危惧されている面もあるが転職を考えている人には経済的に見ても決断する時期としては最適な頃合いとなっている。ただ転職を何度となく繰り返していると、ジョブホッパーになってしまうため、どの企業に就職するにしても、最低限の業務がこなせるような労働者になっておきたい。