今時の転職事情を知る

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増えない業界もある

ではここから2015年の転職事情を視野に業界ではどのような動きが展開されていくのか、いくつかピックアップして今年1年の転職事情を考察していこう。今回は2つの業界に焦点を絞って話をしていく、まず最初にもはや誰もが使えていなければ仕事にならないパソコンを使用した職業『IT・通信業界』についてだ。今の時代、IT技術を持っていなければ仕事をすることすらままらないとまで言われているいるが、IT企業などはブラック企業が多いとも言われているが、業界ブランドとしてはもはや定番となっている。ITに対して別に興味が有るわけではないという人もいるだろうが、それに比例する技術を日常で使用しているからこそ、なおさら仕事にしたくないと思っている人はむしろ少ないようだ。

そんな2015年のIT・通信業界への転職を希望している人にとって2015年は転職しやすい時期かどうかが知りたいと思っている人もいると思う。その点についてだが、今年一杯を通じては求人数はそこまで大きな変化が期待できるわけではないという。例年と同じ、もしくは昨年から変わらず募集をかけていないところはそのまま門を固く閉ざしたままだろうが、基本的にはそこまで極端な変化が起こる見通しは現状ではないと言われている。ただ一節にはこの時期は『景気回復の踊り場』という時期に差し掛かっており、ここを乗り越えることが出来れば状況も一変するだろうという予想も立てられている。無論、業績が悪化するなどの非常時代に陥られなければの話だ。さすがに倒産寸前の企業に入社しても、その後すぐに転職したくないのに転職活動を再度求められるのはあまりに切ない。

しかし一方で堅調とも言われる求人になるだろうと予測が立てられているIT業界に差し迫っている問題として挙げられているのは、『2015年問題』と言われるものだ。

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ITエンジニアが不足する時代に

ここで挙げられている2015年問題とは、今年からマイナンバー制度が導入されることで税徴収や社会保障などの情報を個人に番号をふることで管理する制度のことだ。国としてはこれにより更に便利な時代になることも謳っているが、このマイナンバー制度の導入が決定したことによりシステム開発業界では、システムエンジニアが不足するだろうと言われている。導入直前になると開発を担当するエンジニアという専門家の手は絶対必需となっているのだが、その時期までに必要な人員を揃えられなかった場合には当然人手不足となる。

システムエンジニアとはいう職業に対してネガティブな印象を持っている人は多いはず、どうしてそんなふうに見られているのかというのはそれこそ先ほど話題にも上げたブラック企業の代表例とも言える。また過酷な激務をこなさなければならないから、なんて答えも出てくるかもしれない。それもこれも単純に人手が足りないから、1人あたりの仕事量が多いせいというのが一番大きいだろう。

見方によってはシステムエンジニアを志望している人に取っては、むしろ好都合とも言える状況だ。職業をあれこれと選んでいられるような立場ではないことを加味しても、エンジニアとして再就職を希望すれば意外と道は簡単に開けるかもしれない。

IT企業と言っても種類がある

ただこの転職事情に関して言うなら、全てのIT企業に該当するものではない。ITエンジニアとしてむしろこれから人手が欲しくなると言われているニーズの傾向は、もちろん別にある。簡単に紹介すると、

  • ネット通販を拡充する流通
  • 人材サービスを含めた冠婚葬祭

といったような業務内容を伴うものなら、これから先の伸び代と言われている。

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一部では

また一部の企業では転職といっても、人手の問題を解消するために職歴を参考にしながらも、業界に初めて就職すると言った人を採用するという例ももちろんある。ただでさえ現実的な問題と直面する手前まで事態が進行しているのに、選り好みしている場合ではないという少しばかり投げやりなところもあるように見られるが、それだけ切羽詰まっているのかもしれない。

今年の2015年問題により引き起こされるITエンジニア不足問題、解消するためにIT・通信業界が転職者達に程度にもよるが、少なからず期待している面があるとも言える。IT業界などで活躍したいと思っていた人はこの機会にシステムエンジニアを目指す、という進路も悪くないかもしれない。