今時の転職事情を知る

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成長の見込みはある、らしい

2014年の転職事情はこれまで縮小されていた転職事情だったが、一応言われている景気回復の影響もあって売り手市場となるだろうと言われている。昨年1年間で積極的に採用すると募集かけていた企業もそうだが、それまで転職に難色を示していた企業なども重い腰を持ち上げて転職戦線に参戦するとも言われている。ただこうした中でもやはり転職先として希望する企業が人気のところを中心に応募するのはやはり人の心理と言える。結果、募集しても人が来ないがために募集をしなければならないという切実な思いの企業もある。人手不足を解消するためになんとしてでも、といったところほどもしかしたら苦労しているのかもしれない。

ただそれでも2014年と比べると、2015年の転職はそこまで急激な募集がかけられるわけではない。昨年一年間を通して優秀な人材を採用できたというところは、そもそも採用を掛ける必要もない。業務拡大などの社内変革が行われれば可能性がある企業は人手を求めるだろう、いまだ人が来ないで同しようもない状況が継続しているというところは引き続き採用を検討するとのことも見られるが、増加の傾向はあるものの比較的緩やかに上昇していくだろうと予想されている。筆者の周囲では、最近アルバイトが全て退職し、店長と2人だけになってしまったという人がいた。そういうところはむしろドンドン募集をかけなければ、そもそもの生活を行っていかなければならない。転職といってもスムーズに案件が決まれば企業としても、転職を希望している人にも好都合だが中々そうならないのが現実だ。

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現状のところ

現状、今年1年を通して転職事情がどうなっていくかは経済状況などにも少なからず左右されるため現段階でこうなると断言できるほど、スムーズにマーケティングができるようなものではない。ある種の指針として、2015年で中途採用枠が増えるかどうかについては、ゆるやかに伸びると専門家は分析しているが、実際の企業における採用担当からすれば厳しい数字が見受けられる。その大半の数字が現段階では、わからないと明確に今後中途採用についてどうするかを検討していないと答えているところがおよそ全体の4割近い企業が答えている。

そうしたことも含めて少し調べてみると現在の時点で中途採用、転職者の受け入れを積極的に行っていくのを検討しているか、アンケートに答えた4600近くの企業の答えを総合した結果を見てみよう。

  社数 増える 変わらない 減る 分からない 採用予定無し 無回答
全体 4,618 13.0% 31.3% 4.0% 42.7% 8.8% 0.2%

今後の予定が未定という意見については当たり前の答えだ、業績が低下すれば当然人手を入れても余計な人件費を捻出するだけで悪循環を生み出してしまう。また中途採用の予定こそあるが、採用枠については今後も用意するが、人数そのものは増えないとしている企業もある。中には積極的に採用すると明確に意思を表明している企業もあるため、先が読めないため見通しが中々立てられないのかもしれない。

ただこうした数字が意味しているのは、今後の経済が東京オリンピックを期待して、といったような経済特需を期待するには少し先走りすぎて現実味はなく、またこの経済がそろそろ停滞へと突入するのではないかという予測を立てている企業が少なからず存在しているのではないかとも見える。思い切って中途採用枠を増やして入社させても、状況によってそれがさらに負担を増やす結果になってしまうとも言えなくもない。

転職者の門口が広くなっているとも言われているが、そうした影響も国内外の経済状況に大きく影響を受けてどうなっていくかが決まるため、展望こそ明るいものを期待したいところだが先行きは不透明という点については変わりはないといえる。

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2015年前半を視野に入れる

転職をするかどうか考えている人がいたら、まずは前半にすることを念頭に入れて行動した方がいいだろう。事欠くに、4月は新入社員の入社もそうだが1年の始まりともなる時期には比較的求人の数は増える傾向にある。採用されるかどうかといった事はこの際問題とせず、枠としては今のところ4月を目処に転職を考えるといいだろう。

その先、下半期についての予測についてはさすがに現状なんとも言えない部分が強い。情勢によって好転か、悪転か、どう経済の流れが組み込まれていくかは状況次第の一言。確実に就職できるようにしたいと思っている人は、なるべく早めに行動した方がいいということだけをここでは伝えておく。