今時の転職事情を知る

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少し異質な薬剤師の内情

転職事情について色々と調べてみると見えてくるものがある。大半がほとんどネガティブな、それこそ知りたくもないような事実が浮き彫りになっているものまで目にすることがある。知っていて損はしないが、別段社会の片隅で何が起こっているかという情報を仕入れておくのも大事なことではある。とはいえ日本での労働はまだ世界と比べたら安定している方だとも言われている現状を考えると、少しはマシなのかもしれない。住んでいる人間とそうでない人間では情報に対する意見が異なる点もそう、様々な人間模様が繰り広げられる中で見たくない現実と対立することも大事だ。転職ともなれば自然とそういった類の情報を取得しながら、転職先を見つけていかなければならない。

そんな転職事情が好転してきていると言われている2014年だが、調べていく中で1つの業種に関する情報を目にした。意図したわけではないが、調査をしていた中で気になってみてみるとそこには他の業種とは違う、独自の価値観が根付いているのだ。それは昨今世間で騒がれるような労働環境という点に関するだけでなく、就労状況についても言及している『薬剤師』についてだ。

国家資格であり、そして日本の医療機関を初め、ドラッグストアにも常駐している薬剤師については状況は他の業種とは少し違っている。

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不況知らずの仕事

薬剤師と言われる職業が人気だと言われるようになってから数年が経過したが、未だその存在を頼りにしている人もいるだろう。近頃インターネットでも薬が購入できるようになったことで便利だと感じている人もいるが、個人的にネットで購入した薬を使用したいとはとても思えない。そもそも薬とは使い方によっては麻薬同然の効果を発揮することもあれば、最悪劇薬のように心身に多大な負担を持たして死をもたらす、なんてこともある。そのため、どうしても薬が欲しくなったら真っ先に病院を訪れて処方箋をもらって、処方された薬を飲むか、そこまでのことをする必要がない場合は薬局で薬剤師の人から説明を受けるという選択肢を取る。

薬の使い方はきちんとした専門家のアドバイスを参考にする、これは至極当然のことだ。そしてそんな一般の医薬品を取り扱う職業である薬剤師は現在でも非常に希少な存在として重宝されている。特に就職については困ることはないという、それは国家資格という点も含まれているが、何時の時代でも薬を必要としている人が沢山いるため需要が尽きることはない。病院を訪れて調剤薬局に訪れると、風やインフルエンザがシーズンの最中は病院はもちろん、調剤薬局も非常に混み合っている。こうした状況の中では、現在でも薬剤師の資格を持っているだけで貴重な戦力になると言われており、就職先に困らない理由もまた、そこにあるのだ。

6年間の就学と資格取得までの道

現在の日本で薬剤師になるためには大学で専門の勉強を6年間行い、その後行われる薬剤師の国家資格を取得することで晴れて業務に励める。そこまでに辿り着くまで相当量の勉強を強いられ、さらには資格を獲得するために難関な国家試験を通過しなければならない。当然何度となく落ちてようやく受かった人もいるはず、そういった部分でも薬剤師が貴重だと言われている所以がある。誰でも気軽になれるものではない職業だからこそ、いきなり薬剤師人口が爆発的に急増するといった状況にならないというのは労働者として一定の需要が維持されるので就労者にとっては、就職先で困らないというのも頷ける。

薬剤師になって自分らしく働きたいと考えている人もいるだろう、そのためにはまず大学の薬学部に合格してから6年間の勉強を経て、そして資格取得という段取りになる。一から学ぶとなったら簡単ではない、受かる保障もないが安定した労働ができるというのであれば頑張って勉強するだけの意味がある、そう考えている人は今でも多いといえる。

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働きやすいが

女性に人気の職業と言われているが、少しばかり面倒な状況になってしまうこともある。薬を取り扱う仕事だが、処方された薬が以前アレルギー反応などが出なかったかどうか、それを確認しつつ注意して処方された薬を提供しなければならない。だからこそ薬手帳を持っていなければならないのだが、持っていない人は未だにいる。

扱い方によっては、薬剤師も処方した薬で患者を危険な状況に追いやってしまうという危険性も伴っているため、一般的な労働と比べれば安定した面が多いものの、緊張を強いられる場面が多発してしまうことも十分ありえる。人気というが、それに伴うだけの責任ある仕事だということは念頭に入れておかなければならない。